昭和天皇(しょうわてんのう)
昭和天皇(1901年〜1989年)。第124代天皇。名は裕仁(ひろひと)。
神代を除くと、歴代天皇の中で最も在位期間が長く、最も長寿であった。
昭和4年(1929年)に南方熊楠(1867年~1941年、当時63歳)は、昭和天皇へ粘菌学などを進講。熊楠が保護に努めた田辺湾に浮かぶ神島(かしま)に天皇を迎え、御召艦長門上で進講。キャラメル箱11個に収めた粘菌標本110点を熊楠が進献しました。
熊楠は神島に歌碑を建てました。
一枝も心して吹け沖つ風 わが天皇(すめらぎ)のめでましし森ぞ
昭和37年(1962年)、昭和天皇は南紀行幸した折に白浜の宿から神島を眺め、33年前に出会った熊楠を追憶し、歌を詠みました。
雨にけふる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ
